ホッツフィールドテスターの山田です。
京鼎小館で小籠包を堪能した後はWangさんの案内で台北市の北東に位置する至善路というエリアへ。
台北から新北市へ抜ける道沿いにはたくさんの手長エビの釣堀が点在しています。
手長エビといっても日本の河川でも釣れる可愛いサイズではなく、
南方系の養殖された手長エビはまるで車エビのように大きい。
土砂降りの中、到着したのは「閒暇釣蝦場」
しっかりした建物なので悪天候でも楽しめます。
プールのような釣り堀周りにはキレイにイスが並べられていました。
先客はすでにエビ釣りを楽しんで後半戦の宴会を堪能中。
誰も釣りをしていないのでまずはレクチャーしてもらいます。
驚いたのはWangさんの友人タックル。
エビ釣りに必要な道具が全て入ったケースは日本のお手軽な釣り堀のイメージとは違い本格的です。
タックルはかなりシビアにセッティングをする様子。
2本針の間隔やバランス、ウキの浮力、ウキ下調整は念入りにおこないます。
エサはアミエビと鳥レバー。
“エビでエビを釣る”のはちょっと変な感じです(笑)
とりあえずレンタルタックルを借り、ウキ下を微調整しエサを付けて投入。
あちこちに水中からエアーが出ている場所があり、
モゾモゾするエビがエサを触っているであろう焦らすようなウキの動き。
エサを持つか咥えてエビが動くとウキが流れとは異なる横移動することも。
ジワ~っとウキが水中に引き込まれるテンションが上がる会心の当たり。
けれど魚とは異なり一気に食らいつくことができないのがエビの捕食動作。
アワセたい衝動を抑え、しっかりエサの付いた針を咥えるのを待ちます。
エビが食いついたのをイメージして一気にフッキング。
うまくフッキングするとエビが一気に逃げ惑いその引きを堪能できます。
なかなか思うようにフッキングできず、つい夢中になってしまいます。
真剣にウキを見つめ、試行錯誤をしながら終始エビ釣りを楽しむことができました。
釣りが終わるといよいよ後半戦の宴がスタートです。
みんなで釣ったエビを水洗いし足と頭の硬い部分を落とします。
処理されたエビは塩をふって、串に刺してグリルの中へ。
しばらくすると真っ赤になって焼き上がります。
熱々なエビは香ばしく台湾ビールとの相性もバッチリ。
台湾のソウルフードである臭豆腐はピリ辛のお鍋ででてきます。
独特の香りですが食べ始めるとけっこうクセになる逸品。
釣りに夢中になり冷え切った体に染みわたります。
熱々でスパイシーな胡椒蝦もたまりません。
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