2023年12月21日木曜日

隠岐の島キャスティング&ジギング〜チョウカンス・フィールドアドバイザー同行〜

こんにちは、スタッフの陳です。
 
今回は、HOTS フィールドアドバイザー チョウカンスさんのお誘いで、
島根県の隠岐の島へ行って参りました。

釣行日:2023年12月10日(日曜)
前日のお昼過ぎに大阪を出発し、夕方に米子市内でカンスさんと合流しました。


 

夕食はカンスさんお勧めのもつ鍋と牡蠣を食べながら、

次の日の釣行について作戦会議をしました。



 

カンスさんお勧めの料理はどれも美味しく、絶品でした!



 

翌朝、午前4時に隠岐の島への玄関口である七類港で今回一緒に釣りをする皆さんと合流。
七類港からは海上タクシーで隠岐の島へ渡ります。


 

隠岐の島に到着後は、ルアー船として有名な浜吉丸に乗り換えてスタートフィッシング。
最初のポイントはとても近く、出船して5分くらいで到着です。
先ずはヒラマサ狙いのキャスティングからスタートします。


 

しかし、活性が低く何か所もポイントチェンジを繰り返しましたが、
ヒラマサからのコンタクトはありません。


 

全くバイトが無いので水面狙いのキャスティングゲームは諦め、ボトム狙いのジギングに作戦を変更。


 

美味しいお土産(根魚)狙いの釣りをすることにしました。
このポイントでは韓国のヒラメ釣りでも使用したビッグフィン(Bigfin)をチョイス。


 

スローピッチジャークでコンカー(Conker)を使用し、大きいカサゴも釣れました。


 

ビッグフィン(Bigfin)は隠岐の島の海域でジギング船【KAIKYO】の
森田船長と共にテストを繰り返し誕生しました。
さすがHOTSのロングセラーです。カサゴやアコウ等の根魚が面白いように釣れました!


 合わせるロッドは繊細なティップが特徴的なスロースタイル(Slowstyle)60ML St. です。
ビッグフィン(Bigfin) をナチュラルにゆっくりとアクションを加えるジャークが、
活性の低い状況でも効果的でした!
お土産釣りでは、予想以上の釣果で大満足です!


 

ジギングポイントの水深は約100メートル。
私のチョイスはカンスさんと同じ男ジグ(Otoko Jig)150gです
開始直後、二人ともすぐに小さいヤズ(ハマチ)がヒットしました。



 

午後からは潮が動き始めたので、ヒラマサのキャスティングゲームに再挑戦です。
約一時間ランガンを繰り返した私に遂に待望のヒラマサがヒット!

サイズは大きくないのですが、無事に人生初の初ヒラマサをキャッチしました!


 

今回、私が仕様したロッドはBoil Shot 83H。
Boil Shotシリーズの中でもヒラマサキャスティングのダイビングベイトの操作もしやすいスタンダードモデルです。
キャスティング初心者にとって竿の長さを感じさせないウエイトバランスで、とても使いやすく、体への負担も少ないです。
リールにはMomoi Cast PEの8号を巻きました。
鮮やかなオレンジ色のPEラインで、キャスト時の飛距離が判断しやすく、逆光下でもルアーの位置の把握にとても有効です。

魚種も多くポイントの変化に富んだ、とても魅力的な海域なので、次は春シーズンに訪れたいと思います。



◎今回のキャスティングタックル 1
ロッド:HOTS GIPANG Boil Shot 83H
リール:STELLA14000XG
ライン:Momoi CastPE 8号 
リーダー:Momoi NYLON SHOCK LEADER 150LB
ルアー:ペンシル形ルアー

◎今回のキャスティングタックル 2
ロッド:HOTS GIPANG Boil Shot 83XH
リール:TwinPower 8000PG/16000Spool
ライン:Momoi CastPE 6号 
リーダー:Momoi SHOCK LEADER 130LB
ルアー:SARA Popper

◎今回のジギングタックル 1
ロッド:HOTS FANGEEN SFG60R-M
リール:STELLA6000HG
ライン:HOTS x Momoi SSV-X8 PE3号。
リーダー:Momoi SHOCK LEADER 40LB
ルアー:男ジグ Otoko Jig

◎今回のジギングタックル 2
ロッド:SLOW STYLE 60ML st.
リール:Ocea Conquest 300HG
ライン:HOTS x Momoi SSV-X8 PE1.5号。
リーダー:Momoi NYLON SHOCK LEADER 40LB
ルアー:ビッグフィン(Bigfin) 100g, 120g, 150g, コンカー(Conker) 150g

2023年11月9日木曜日

試作ロッドテスト釣行 ~永井フィールドアドバイザー同行~

 

こんにちは、スタッフの山﨑です。

 

今回は、山口県下関市へロッドテストと商品撮影を兼ねた釣行に行って参りました。

今年からフィールドアドバイザーとなっていただきました永井誠一氏の釣行に同行する形です。


釣行日:2023年10月25日(水)【若潮、月齢10.4、旧暦9/11】

 

 

前日24PM9:00、永井氏と合流し京都を出発。

一同目的地である特牛港を目指します。時間にして約8時間のロングラン。

 


翌朝530に景漁丸のある特牛港に到着、船長を待ちながら準備を進めます。

今回お世話になるのは景漁丸の野口船長。

まもなく野口船長がお見え、600には出船。



昨年の同時期にはヒラマサ25㎏を筆頭に10㎏オーバー数本とういう内容。

過去にも大型が何本も上がっている実績あるエリアだけに期待は膨らむ。


 

船を走らせる事およそ30分。最初のポイントに到着。


 

沖合の根回り水深約70mからスタート。

 

永井氏もフィッシングスタート
























この日の潮止まりは朝6時半。ポイント到着後から徐々に流れ始めるタイミング。

2流しほどしたところでベイト反応のアナウンス。下から1015mライン。

 

ジグをしゃくる手にも気合が入る。

 

ここで永井氏の握るプロトロッドに重みが乗る。

 

さっそく永井氏に一本

















 





ベイト反応とほぼ同時のヒット。上がってきたのはメジロサイズ。

 

その後の流し直しでさらに追加。
























反応がある流し、ない流しに問わずコースを変えテンポよく打ち直していきます。


ここで食わす、通り過ぎれば付け直す、

船長のテンポ良い見切りでチャンスを広げていきます。



その後もヒットは続く。



 















 


























あとは大型を獲るだけ。私たちも船長も同じ気持ち。

その後も根回り、漁礁と移動を繰り返します。

 



 

















メジロクラスからの反応はコンスタントにあるものの、一発大型からの反応は得られないままストップフィッシングとなりました。


今回の使用タックルについては、ジグ・ロッド共に開発中のものになります。

現在開発中のプロトロッドも細部を煮詰めている段階で、かなり良いに仕上がってきており、これまで永井テスターの培ったノウハウが反映された1本となります。

詳細は近日中に発表予定です。今しばらくお待ち下さいませ。

 



































最後に、この冬に外せない2アイテムご紹介です。
つらい寒さにも耐える防寒ウェア

「アングラーズ ボアハット」

「アングラーズ ボアキャップ」














 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
両アイテム共通
59㎝(56~59㎝でサイズ調整可能)、62㎝(59~62㎝でサイズ調整可能)の2サイズ。
カラー:カーキ、オリーブ、ブラックの3色をラインナップ。
裏地にボア素材を採用しており頭部の冷えを防いでくれます。

今釣行で永井テスターも着用いております。
釣りのみならずアウトドア全般と用途も広くお使い頂けるものと存じます。

商品ページはこちら

2023年8月31日木曜日

キハダキャスティング&ジギング IN 宮古島

こんにちわ。スタッフの山﨑です。

このたび、友人からお誘いいただき宮古島へキハダキャスティング・ジギングへ行って参りましたので当日の様子をご報告させていただきます。


釣行日:2023年8月26日(土)【長~若潮、月齢9.7、旧暦7/11】
         27日(日)【若~中潮、月齢10.7、旧暦7/12】
エリア:宮古島南部パヤオ
水温:30.5~30.8℃(当日のエリア周辺)

DAY1
朝5時に港に集合、各自準備を済ませます。
今回二日間に渡ってお世話になったのは純海丸の森船長です。
出港前に安全祈願をし、いざパヤオを目指します。


1時間半ほど走ったところでポイント到着。パヤオとの距離を調整しつつコースを変えながら流していきます。
やはり朝イチはトップの雰囲気が漂います。朝の涼しさが残る中、まずはキャスティングからスタート。

この日の潮回りは長~若潮とあまり潮流はない様子。しかし、船から離れた地点でマグロの跳ぶ姿が確認できます。サイズは10キロ未満~30キロと様々。
時折シビクラスの反応は得られるものの、大型を含め全体的に反応が薄い様子。

風は少々あるが、潮がほぼ動いてないと船長からアナウンスが入ります。この時点で船は潮に乗って流れてはおらづ風で徐々に流されている状態。船が流れない為ポイントに変化があありません。

朝のいい時間はかわいいサイズが遊びに来てました。
あかねさんの操作するルアーにバイト。朝焼けが反射しキレイな魚体です。
 

ここでキャスティングとジギングに分かれて反応を見てみることに。
タナに少しバラつきがあるものの概ね120~150mあたりで魚探に反応ありとのアナウンス。

するとジグをしゃくっていた松本さんにバイト!
水深170mから上げてきてのヒット。
 

お次はクリさん。中々の引きを味わっている模様。グッドサイズを期待!
 


上がってきたのは、なんとオキザワラ。

お次は私、山﨑のジグにもバイト。
水深140mでヒットし上がってきたのはグッドサイズのキハダです。
 

ヒットルアーはこの9月に発売されるNEWアイテム「KALCHI(カルチ) SUPER LONG JIG」。ウエイトは280g、350g、560gの3パターンがラインナップ。超薄型の420mmロングボディが生み出すワイドスライドと強烈なフラッシングがフィッシュイーターの本能を刺激します。使用ジグのカラー/ウエイト=MHシルバーピンクライン/グローベリー560g。

そして松本さんにまたしてもヒット!
 


良型のキハダです。あっという間に上げてこられてましたね。さすがです!

魚の反応が深場に集中する中、ここまでトップに拘ってキャストし続けてきた河合さんに待望のバイト!そして乗った!!
 

 

待望のバイトをバラすまいと大切にファイトします。


 
そして無事にキャッチ。一瞬キハダが頭を出した瞬間にルアーを打ち込んで見事キャッチ。一瞬のタイミングでしたがキャストし続けてたこそ獲れた一本。

この時点で正午も過ぎており、沖上がりの時間が近づきます。
ここまでキャスティング、ジギングともに決して楽ではない状況が続きますが、
最後に今日イチのナブラが発生。遠くでナブラを見つけ近づくまで少し時間がありましたがナブラに到着してからも沈む気配なし。(ナブラの写真がなくてスミマセン)
 
これは確実に喰うナブラと、皆一斉に投げ込みます。案の定ヒット!私、河合さん、松本さんの3人同時ヒット!各自ファイト開始!私のマグロは河合さんのマグロとクロスする勢いで走ります。ラインクロスをかわそうとしたタイミングで無念のフックアウト。一方松本さんはミヨシで開始するもロッドを立てたタイミングでフックアウトした模様、くやしい!
結果、混戦を制したのは河合さんでした!おめでとうございます!
 

初日はこれを最後に納竿。

DAY2
全員、初日の最後のナブラが頭から離れない中2日目スタートです。
初日反応のあったパヤオを目指します。

2日目はなんと初日以上の激シブ。
ジギングで探っていた松本さんにビンチョウがヒット。
宮古島でトンジギ!!
 

その後もジギング組は定期的に魚からの反応はあるがサイズが伸び悩む展開。
クリさんキャッチ!
 

あかねさんもキャッチ!
 

私と河合さんのキャスティング組は苦戦。この日も時折飛び跳ねる個体はいるもののキャスティング射程外。最後までワンチャンスを信じて投げ続けましたが残念ながらストップフィッシング。帰り支度の関係で早めの納竿となりました。


今回の釣行では、きびしい時間帯も長かったと思いますが、船長含め陽気溢れるメンバーのおかげで船上では笑顔が絶えない2日間でした。誰がどんな魚を釣っても互いに「おめでとう」と言い合える素晴らしい方々に感謝申し上げます。またご一緒させて頂ける日を心よりお待ちしております。



~余談~
キャッチした際のタックルについてのご案内です。
今回ジギングではNEWアイテム「KALCHI SUPER LONG JIG」をのメインで使用しました。
フックアイがフロント、リアに加えセンターにも配置されております。
 
薄型ロングボディが生み出すフォールアクションが威力を発揮し、フォール中のバイトも多いと実感しております。その日の状況に合わせて活用して頂ければと思います。今回は主に水深150m前後でKALCHI560gを使用。フックはフロント、センターにのみ装着しておりました。
 


ロッドはJerkingMaster 59XH(LineWT:PE4~6、JigMAX:600g)を使用。潮が緩い場合では一つ下の番手59H(LineWT:PE3~5、JigMAX:500g)の方がしっくりくると思います。
 
ファイトについてですが、粘り強いブランクスのおかげでロッドを立てたファイトが可能で、バットパワーも強く復元力を活かしてマグロを浮かせてこれます。またアングラー側への負担も少なく体力も温存できる為、大型魚とのファイトで特に力を発揮するロッドです。
 

◎仕様タックル 1

ロッド:HOTS GIPANG Boil Shot 80XXH

リール:SHIMANO STELLA14000XG

ライン:momoi LureSoul CastPE 8号 

リーダー:momoi SHOCK LEADER 150LB

 ◎仕様タックル 2

ロッド:HOTS GIPANG Boil Shot 83XH

リール:SHIMANO STELLA14000XG

ライン:momoi LureSoul CastPE 6号 

リーダー:momoi SHOCK LEADER 130LB

◎仕様タックル 3

ロッド:HOTS JerkingMaster 59XH

リール:SHIMANO オシアジガーFカスタム2000NRHG(2000MAXスプール装着)

ライン:PE 5号 

リーダー:momoi SHOCK LEADER 100LB



2023年7月25日火曜日

沖縄本島GT ~なんとしても1本獲る!!~

 スタッフ山﨑です。

今回7月22日、23日の二日間にわたって沖縄本島のGTキャスティングに行って参りましたのでご報告いたします。

今回お世話になったのは糸満フィッシャリーナから出船されてる Loop Fishing Guide Serviceの小田船長です。

Loop Fishing Guide Service カマジャ艇

☆初日

この日は潮風を考えると午後は逆潮になるため午前中が勝負になるとの船長の予想。

朝6時半過ぎにマリーナを出船しスーガマ方面へ走ります。

約2時間半ほど走りスタートフィッシングです。

ポイントに到着すると潮風マッチングで約2.5~3ノットで流れ、トップに出る可能は十分にあると感じ投げ続けます。

しかし、期待とは裏腹に中々反応は得られません。同船者のシンキングルアーにワンバイトありましたがトップには出ず。

ここ数日との違いはベイトの量・活性が低く、本来であれば水面にもベイト反応があるとの事。

午後は当初の予想通りの逆潮展開で状況は厳しくなり初日をノーキャッチで終えます。


☆二日目

二日目はポイントを大きく変えます。初日は本島西海域へ走りましたがこの日は本島の東側へ走ります。

潮風の合うと思われるポイントをランガンしていきます。この日は潮流1ノット未満。

船も流れない為、通常のようにポイントから距離をとりドリフトでプレッシャーを入れないようにアプロ―チする事が困難でした。

その為、ポイントには微速で接近、そこから1キャストでポイントにアプローチし1発で仕留めていく作戦で展開します。

風も弱まり灼熱のキャスティングを続けます。ルアータイプ、サイズ、カラー、アクション、試せる事は可能な限り試します。

ここでランガンを繰り返す先で、私のケイコオーシャン230(メキシコアワビ)に待望のバイト。

派手に水面を割り、ファーストランも元気よく走ってくれ一瞬良いサイズを期待しましたが、その後の重量感的に小型と判断。それでもトップに出た貴重なワンバイト。たとえ小型でも真剣にファイトします。

 


ポイント到着後の一投目でのキャッチでした。

口元にはケイコオーシャン230(カラーはメキシコアワビ)。

移動距離短め且つキビキビしたアクションと通常のジャークを織り交ぜて得たバイト。

たまたまアクションが合っていたのか、アワビ特有の発光が効いたのかは定かではないが貴重な1本でした。

 



この先も健康に大きく育ってもらいたい気持ちと、バイトしてきてくれた事に感謝の気持ちを込めてリリースし、沖縄の美しい海に戻っていきました。

 


最後に

今回は残念ながら大型GTには会えませんでしたが、釣れない状況の中から1匹でも多く反応を得るためにアングラー側の試行錯誤について再確認した釣行でした。

小田船長、二日間に渡り沖縄を西へ東へ走っていただきありがとうござました。

特に二日目の本島東側のランガンは、何としても釣ってもらいたいという気概を感じられました。当日ご一緒させていただきました同船者の皆様にも感謝申し上げます。


◎今回の仕様タックル 1

ロッド:HOTS GIPANG 琉神 83H

リール:STELLA18000HG

ライン:momoi LureSoul CastPE 8号 

リーダー:momoi SHOCK LEADER 170LB

ルアー:ケイコオーシャン260、チャガユ225、ケイコオーシャンポッパーRv235

 

◎今回の仕様タックル 2

ロッド:HOTS GIPANG Boil Shot 80XXH

リール:STELLA18000HG

ライン:momoi LureSoul CastPE 8号 

リーダー:momoi SHOCK LEADER 170LB

ルアー:ケイコオーシャン200、230

 

※今回キャッチしたタックルです。Boil Shot 80XXHはBoil Shotシリーズの中でも100キロクラスのマグロを視野に入れたツナロッドですが、一般的なツナロッドのようなマイルド感は控えめでGT・ヒラマサロッドに近いシャキっと感があります。ルアー操作時のティップの感触ですが、強めの入力でルアーを水中にグっと入れやすい調子(ハリ感)でありながら、大口径ポッパー用ような強いハリではなく、誘い出しする上でペンシルの首振りを阻害しないしなやかさを併せ持ちます(もちろんポッピングにも使いやすいです)。私はマグロに限らずGT・ヒラマサにも重宝しております。