久しぶりに輪島へ行ってきました。
新型コロナウイルスの影響もあり、経済活動が再開し始めたタイミングでの釣行です。
今回は出船時間の関係で早めに自宅を出発し夕方には輪島入り。
買い出しを済ませ、仲間と市内にある大衆割烹"山海"へ。
まずは定番の刺し盛りから。
合わせる地酒は奥能登の白菊"輪島物語"純米。
能登の初夏と言えば海藻。
岩もずくが有名ですが、この時期が旬の"海ぞうめんも"オススメです。
天然フグの水揚げ日本一として輪島が力を入れているマフグの唐揚げ。
地魚と地酒を楽しみながら有意義な時間が過ごせました。
翌朝はいつもより少し早く港へ。
目指すポイントは能登半島先端の沖にある"嫁礁"。
七ツ島と並ぶ青物や根魚の実績が高いポイントですね。
到着する頃には夜が明け辺りは明るくなってました。
朝一は灯台手前のシャローでキャスティング。
水深20~30m程の起伏の激しい岩礁帯が広がる緊張感のいるポイントです。
万全の準備でルアーをキャストし始めると早々に良型のチェイスが。
数匹が飛沫をあげてルアーを取り合う様は何度見ても興奮します。
久しぶりの感覚でしたが落ち着いて誘い続けうまくファーストヒット。
トルクフルな引きと重量感が心地良いです。
船から近い距離だったのでどんどん真下に突っ込むのがラインの角度で見て取れます。
最初の突っ込みに堪え、態勢を整え一気に魚を浮かせます。
しかし、青白い魚体が見え始めたところで痛恨のフックアウト。
良型の手応えだっただけに残念でしたがこういう時もありますね。
船を流すラインを変え、気を取り直してキャスト再開。
しばらくキャストを続けると単発ですが何度かチェイスが。
背びれを出しルアーの真横から突っ込んできた良型がうまくヒット。
ただ、水深が20mを切るスリリングな状況。
先程のフックアウトが頭を過りましたが、態勢を整え魚の走りを真正面から受け止めます。
Tide Lez.711MHは比較的細身ですが操作性が良く力強いロッド。
その復元力で魚を浮かせるパワーがあります。
主導権を握りつつ、1本目なので少し慎重に魚を浮かせます。
上がってきたのは13キロ程の太くコンディションの良い1本。
ブリとヒラマサの混じったハイブリッドと思われる個体でした。
最近、輪島でも見かけることが増えているようです。
その後もキャスティング、ジギングでポツポツ青物や根魚を追加。
しばらくして反応が落ち着いたので後半戦は沿岸部へ。
風が弱く状況は今一つでしたが実績のあるいつものポイントを転々と。
SLOW STYLE 64Lにデブタンジグを組み合わせ底物を狙います。
青物狙いのジギングで多用するデブタンジグ。
ショートジャークでスライド&横向き姿勢を作りやすい操作性の良いジグ。
テンポの速い誘いもネチネチした誘いもOKです。
フリーでのフォールも早いのでドテラ流しの底物狙いで重宝しますね。
まずは定番のキジハタ。
良型のカサゴも。
風がさらに弱くなり、魚の反応も悪くなったのでY2ジグにチェンジ。
フォールスピードは落ちますが、大きくヒラ打ちアピールしやすいジグ。
狭いレンジをピンポイントかつゆっくり誘うのに適してますね。
船が流れにくく、ジグが落ちやすい状況で重宝します。
クロソイ。
マダイ。
マトウダイ。
他にもガンド、レンコダイ、メバルなど多彩な魚が顔を見せてくれました。
状況が悪くても楽しませてくれるのが魚影の濃いこのエリアの魅力。
久しぶりの釣りでしたがゆっくり楽しむことができました。
ゲットした魚はいつものお店でお刺身に。
輪島のサクラ醤油とゴマ油で漬け丼も。
【タックル】
ロッド:HOT'S GIPANG Tide Lez.711MH
リール:SHIMANO TWIN POWER SW12000HG
ライン:Momoi キャスティング用PE(プロト)6号
リーダー:Momoi SHOCK LEADRE 130lb
ルアー:猛大舞丸21F-MG
リール:SHIMANO OCEA CONQUEST LIMITED 400HG
ライン:HOT'S SLOW STYLE SSV-X8 PE1.0号
リーダー:Momoi SHOCK LEADRE 20lb
ルアー:HOT'S デブタンジグ 120g、Y2ジグ 120g
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